漢検準1級の難読漢字「態態」なんて読む??【国語・漢検準1級/さくっと解説21年12月20日】

さくっと解説

今日のクイズはこれ!!

選択肢↓↓↓

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さくっと解説

そもそも「態」という漢字って?

音読み・タイ/テイ
訓読み・さま/わざ(と)

意味…①さま・すがた・ようす・かたち・「容姿」「状態」
②心構え・身構え・「態度」
③わざと

「態」という漢字は普段、「態度」や「状態」という意味で使われていると思います。
わざとという意味で使うことはなかなかありませんが、今回はその”わざと”という意味で使われている漢字なのです。

今日の答えは……

わざわざ

「態態」の読み方、”わざわざ”です。

意味はみなさんが普段使っているわざわざと同じです。
辞書的な意味で行くと、「普通ならそこまでやらなくていいことをやるさま」とでも言いましょうか。

例えば、「わざわざこんな遠いことろまで来てくださってありがとうございます。」
この例文を辞書的解釈をすると、なにもこんな遠いところまで来なくてもよかったのに来てくれてありがとう的ニュアンスです。

ちなみにこれは漢検準1級レベルの単語です。
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豆知識:態という漢字の由来

簡単に説明すると、能力の「能」+「心」です。能は熟語通り、能力を表します。
能力というのは、「ある事をすることができる」という意味です。
そして、心。これはそのままです。

この二つを足し合わせると、「ある事をすることができる心」という意味になり、ここからその心構えを表すようになります。そして現在の意味である「姿」「身振り」になりました。

ちなみに、わざとという意味の由来は知りません笑
「態と」わざと、と読みます。

次回のヒント(12月21日分)

一つ前と、二つ前の数に注目してみよう!!
何かの法則になってるから法則がわかったらコメント欄に書いてみてね!!

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